2010年ペルセウス座流星群のあれこれ
2010年ペルセウス座流星群に関するあれこれ.
ピーク予想の 12日深夜~13日にかけては,会社で仕事をしながら観望.オフィスのビルの屋上に上がり,寝転がって星見.25時半~26時ごろには 1つも見えなかったが,27時~27時半は,27時20分ごろに連続して 2つ見えた.
その 2つが見えるまでは,「まあ,流れ星が見えなくても,秋の四辺形とかおひつじ座とか見えるし,木星もキレイだし,いいよね」と思っていたのだが,2つ見たとたんに,体の底からじんわりと喜びが沸いてきて,ああやっぱり流れ星って見えると嬉しいんだなあと実感.別に強がってたわけじゃないけど,流れ星ごめん,キミのことを甘く見てたようだ.
そのまま仕事を続け,適度に仮眠などしつつ,夜は六本木ヒルズにて六本木天文クラブのセミナー付き観望会.セミナーは渡部潤一さんによる「流れ星との出会い方」.「○○の見方」とか「○○とは」ではなくて「○○との出会い方」っていうタイトルがいい.
J「昨晩流れ星を見た方は?」
R(僕一人だけ手を挙げる,何で?)
J「どこでご覧になりました?」
R「渋谷区です」
J「渋谷区で!? それ,違う何かだったのでは?」
(会場笑)
何の漫才ですか.
(あまり意味のない補足情報:潤一さんは僕を個体認識してくださっています)
- 流星群を山手線にたとえるネタは,ぜひ使わせていただこう.他の路線と接続する駅のところが極大日
- 流星群には 2タイプ,周期群と定常群.勉強になった
- 人工流星の話題から「はやぶさ」へ.おお,そんな流れの作り方が
内容も話の進め方も,すごい勉強になった.寝不足だから(潤一さんの話と言えど)寝てしまうに違いないと思っていたのだが,面白すぎて全然眠くならず.
天候不良のために森ビル屋上での天体観望会は中止になり,それだけが残念ではあったが,それ以外は実に充実した2010年のペルセウス座流星群に関するあれこれだった.